天然石は 薄く使っても 充分に気品を放ちます 6ミリの突板石や スライス大理石を 用いると 質の高さと 軽快さを 同時に実現できます 大判で目地を減らし 模様の流れを 合わせると 視線が滞らず 奥行きが増します 濡れ艶ではなく 絹艶のホーニングを選ぶと 手触りが柔らかく 指紋も 目立ちにくく 日常性と上質さが うまく同居します
真鍮 ステンレス 黒色酸化鉄は それぞれ 光の扱い方が 異なります 真鍮の柔らかな反射は 温かい陰影を作り ステンレスのヘアラインは 緊張感を整えます 小空間では 面で使うより 線や点で使い 取っ手 見切り 照明ベースなど 役割を絞ると 雑味が消えます 触れる位置には 指紋の残りにくい テクスチャを 選び 手入れの負担も 軽くしましょう
木は 色温度を 微調整できる 優秀な媒介です オークの中庸性 ウォルナットの落ち着き アッシュの清潔感を 思い描き 明暗のバランスを 整えましょう 縦目で天井に流すと 視線が伸び 天井が高く感じられます ただし 色の揺らぎは 最小限に統一し 床 造作 扉で 近似トーンを繋ぐと 静かな背景が生まれ 金属や石の存在が 端正に 浮かび上がります
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